みなさまこんにちわ!温泉津100人会議にて企画進行をさせていただきました、西田です。
少し間があいてしまいましたが、令和4年1月28日(土)と29日(日)に開催した温泉津100人会議の開催レポートを綴ります。
目次
はじめに
準備風景〜開会前
開会!
1つ目のお題:温泉津の自慢したい・いいところは?
2つ目のお題:こんなところができたらいいなあ‥
閉会!
まとめ
はじめに
この温泉津100人会議にあたって、貴重な土日の時間に両日合わせて111人もの町民のみなさまにお集まりくだったこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!!
温泉津町では、温泉津のもつDNAをこどもたち・未来に引き継いでいきたいと願い、この町の在り方を地域のみんなで考え共有し、ともに作り上げていくことを目指し温泉津100人会議を行いました。
温泉津100人会議で出た町民や関わるみんなの貴重な言葉たちを材料に、「温泉津のまちのスローガン」なるものを創るべく、2つのお題にみんなでとりくみました。詳しい会議内容は以下リンクからご覧ください。
【終了】“温泉津らしさ” を紐解こう。温泉津100人会議
くわしく読む
準備風景〜開会前
この週はなかなかの悪天候が続いた週。雪で身動きがとれない方や、遅れが見られることもあるかしらんと思いましたが、降る雪・積もる雪などなんのその。開場時間ぴったりにお越しになられた方や、予定よりも早く着いたわなんておっしゃるかたもいらっしゃいました。
受付をしてすぐ後ろを振り返ると、温泉津小学生の全校生徒(88名)みんなが事前に温泉津100人会議のお題にアイデアをまとめてくれていて、子どもたちならではの考えやなるほど〜なんて感心させられる思いがたくさん詰まっていました。ちなみにこの写真に写っているものは一部で、実際はこの倍以上あります。とっても圧巻。
受付を早々に済まされたみなさまは、こうして小学生たちの解答をみながら思い思いの会話をされていました。このあとこのお題をみんなで考えるんだなあ、と思いながら見て歩いたり、この子●●さんのところのお孫さんだねえ!なんて声も聞こえてきました。
そんなこんなで受付をしながら、100人会議の実行メンバーは温泉津の古写真アルバムを見てこれはどこかな?あっここのことですね!なんて和気あいあい。開場から開会までの間、来てくださった町民のみなさまたちと談笑しながら過ごしました。
そろそろ受付も終了かな‥と、ふと周りを見渡せばこんなにも多くの人がお集まりくださっていました!
温泉津のことをみんなで考えようとこれほどたくさんの人が集まられたこと‥お風呂も熱いが人もあつい!寒さもなんのその、きっと航空写真で見てみれば、会場周辺だけきっと雪解けも早かったことでしょう。
開会!
というわけでいよいよ開会です!2日とも、オープニング挨拶は中国経産局の竹本さんから始まり、
次に温泉津みらい合同会社の金崎さん(28日)、河野さん(29日)が挨拶をしてくださいました。
今日は町民みんなで意見交換をする場です。とにかく活発にみんなで話し合おう!ということで、温泉津今昔物語よろしく、「温泉津クイズ」でまずはお口の準備運動です。
子どもたちにとっては初めてみる昔の温泉津のすがたや、おじいさん・おばあさんたちにとっては、ああ、こんなときもあったなあと、心のアルバムが久しぶりに開かれた一時になったのではないでしょうか。
1つ目のお題:温泉津の自慢したい・いいところは?
1つ目のお題は「温泉津の自慢したい・いいところは?」です。
なんとこちら1人10個以上、制限時間5分ととにかく時間がない!直感的に思ったことをたくさん書く。そうすると、はじめは「THE 温泉津」なことを書いていても、あとからひねり出てきたアイデアはその人ならではの視点やその人だけが知っている秘密の場所だったり‥。
とにかく質より量!!たくさん書きまくりました。
各テーブルをテーブルリーダーに担当いただき、メンバーの自己紹介をしてもらったりタイムキーピングなどもしてもらいました。いろんな個性のリーダーたちが、世代・得意分野などが全く異なる町民のみなさまとともに考えます。
そして後は、みなさまの手によって書き出されたものののなかから「これぞ温泉津!」というものや、「これはこのテーブルならではのアイデアかも ‥?」なものを導き出します。
そんなこんなで各テーブルで話し合い、テーブルごとの発表に向けてそれぞれが書いたことの思いや意図を話し、リーダーを始めとするみんなで整理していきます。
整理をした後は、リーダーのみならず各テーブルのみなさまによる発表です。
今回参加をしてくれたのは小学生〜おじいさん・おばあさんと、大変広い年齢層のみなさまがお集まりになられました。それぞれの視点や考えが発表されていくので、発表を聞いているテーブルでおお〜という感嘆の声が漏れたりウンウンと頷く様子も見られました。
2つ目のお題:こんなところができたらいいなあ‥
そして2つ目のお題は、「こんなことを誰か温泉津でやってくれないかな?」です。子どもたちは、「自分が社長だったらこんなところ・ものを作りたい!」でもOKです。
とにかくいろんな制約を無視して、ほしい!と思えるものを書き出してもらうようにしました。
手慣れたもので、どんどんとアイデアを書いてはとにかくチームで積極的に話し合ったり説明しあったりするテーブルも出てきました!すごい。よく知っている人・初めて合う人・なんとなく知っているけど話したことはない人同士でもこれほどたくさん会話がうまれるんだ!とテーブルを回っていて感動しました。
2つ目の質問の後も、テーブルごとに発表です。
今回、「えんたくん」と呼ばれる、それぞれの膝の上にこの丸いホワイトボードをおいてテーブルのように使うアイテムを活用したのですが‥
イラストを添えて発表したり、
くるくる回しながらそれぞれのアイデアを抜粋しながら発表したりと、それぞれのテーブルの個性に合わせて活用されていました。
閉会‥!
2つのお題へのテーブルワークと発表が終わったあとは締めの挨拶をしてクロージングへ向かいます。
締めのお言葉は主催の温泉津みらい合同会社の小川さん(28日)、小林さん(29日)に行っていただきました。
そして最後は皇室ゆかりの織物美術家・故龍村氏により制作された緞帳(どんちょう)「虹しきなみ」を背景に記念撮影!
まとめ
冒頭でも述べましたが、これほどたくさんのみなさまがお越しくださったことに感動!そしてその町民の熱いパワーを感じ取られたか、いくつかの新聞やテレビでもこの会議の様子を取り上げていただきました。
今回の2つのお題のうち、1つ目では「今の温泉津にある大切なもの」が見えてきました。
温泉、石見神楽、湊(港)など、「これぞ温泉津!」といった言葉たちや、一風変わった、でも「たしかにね!」と思えるような新しい視点の言葉たちも。同じ「温泉」でも、「温泉津の温泉ってどんな温泉?」や、同じ「石見神楽」でも、「温泉津の神楽はどんな神楽?」と、深堀りしていくことでより「温泉津らしさ」が見えてきます。
2つ目では、「未来の温泉津のすがた」に思いをはせました。
子どもたちに残していきたいもの、新しくあると良いもの、それぞれの視点でさまざまなアイデアが生まれ、組み合わされ、とにかく面白い発表がもりだくさん!ディズニーならぬ、「タヌキーランド!!!」(温泉津温泉元湯にたぬきが入湯し傷を癒やしていたところから元湯の歴史は始まった)なんてユニークでファビュラスなアイデアも飛び交いました。
この2日に渡って開催された温泉津100人会議で導き出された言葉たちは、この後、温泉津の未来のため少しの間お預かりさせていただき、「温泉津といえば‥」と言えるような、あるいは「温泉津って●●●なところだね」と言いたくなるような、そんな言葉を紡いでいきたいと思います。
またみなさまのお力をかしてください!!一緒に温泉津のDNAを未来に引き継いでいきましょうっっ◎この温泉津めぐりにて、続報をお届けします!
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