温泉津温泉街に向かう大通り沿いにある、こじんまりとした温泉浴場。昔は「小浜温泉」として知られていましたが、火事で焼失。
その後、施設を建て直したのを機に、平成17年に「才市の湯」として再スタートを切りましたが、令和5年に休業し、
この度、再再スタートいたしました。
才市とは、数々の詩を残した温泉津町出身の妙好人(優れた人)、浅原才市のこと。
浴場のある小浜の生まれであることから、これにちなんで名付けられました。
温泉街にある「元湯」「薬師湯」とは違い、銭湯のようなたたずまいですが、泉質は高く、ラドン温泉などに含まれるラジウムエマチオンがとても多いのだとか。温泉の権威である九州大学名誉教授からも大絶賛されたことがあるそうです。
もともとのお湯の温度は低く、それを沸かして適温にしているので、浴場の引き戸をあけたとたん、あたたかな湯気と温泉の香りにつつまれます。
ちょこんと小さな番台、地元の広告看板が掲げられた脱衣所は、懐かしさがいっぱい。
裏手の古びた煙突あたりから立ちのぼる湯けむりも、どことなく風情があります。
【料金】
・手ぶらセット 1000円 (レンタルラオツ¥ル・アメニティ付)
・10回分回数券 5000円
【休業日】5と0のつく日
5,10,15,20,25,30日
住所 | 〒699-2511 島根県大田市温泉津町小浜 |
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営業時間 | 17:00〜22:00 |
定休日 | 5 と 0 のつく日はお休み(5,10,15,20,25,30日) |